2012年12月9日日曜日

to be prudent, to be optimistic

こんにちは!
事情により順番を変えて加藤が書きます( ´ ▽ ` )ノ

ロストしていたバゲージも昨日手元に戻り、
生活レベルが向上しました(^ ^)
やたら繊維が抜けるタオルももう使わずに済みます(笑)
めいちゃんはお化粧もしてますます可愛くなっていました。
私も持ってくればよかった(笑)
これで実験も無事に来週から始められそうです!!


さて。
今日は日本語補習校で数学の先生をしてきました(^-^)

補習校とは、親御さんのお仕事の都合などによりガーナにいる日本人のお子さんのための学校です。
日本語で国語と算数・数学を2コマずつ、毎週土曜の午前中に勉強します。
生徒は小学生から中学生までで、別に幼稚園の部もあるようです。
現地の日本人の大人たちが分担して少人数制で教えます。

日本人の子もいれば、ハーフの子もいましたが、授業内容は完全に日本の学校に準拠しており、いつでも日本の学校に編入できるようにするのが目的なんだそうです。
みんなとっても可愛くていい子でした!


小6の女の子の作文発表が特に印象的でしたので紹介させてください。


彼女は日本に一時帰国中、パソコンを買おうと電器屋を訪れました。
しかし、日程に十分な余裕があったにも関わらず、ガーナへの帰国日までに現物が届くか分からないという理由で購入を断られてしまいました。
それでも構わないことを店員にしつこく確認されて、ようやく買うことができました。
結局パソコンは無事に日本にいる間に届きました。

また、彼女は成田空港で体温計を買おうとしました。
10分計と書いてあり、そんなに時間がかかるのは困ると思いつつも、仕方なくそれを購入しました。
実際に使ってみると3分も経たぬ内にピピピと音が鳴りました。
10分と書いてあるのは最長所要時間だったようでした。

この二つの出来事を通して、彼女は日本の慎重さを実感しました。
もしガーナだったら、
店員は「絶対に間に合うよ」とパソコンを売ってくれただろうし、
体温計は3分かかると表示されるだろう。
日本はなんて慎重な国なんだろう。


でも面白かったのはここからで。


日本にいたら、
できることでもできない場合のことばかり考えてしまう。
でも、
ガーナにいたら、
できないかもしれないことでも何でもできるような気がする。
だから、私はガーナにいて良かった。



慎重であること、楽観的であること、
と題された小学6年生の作文にこんなに感動させられるとは正直思いませんでした。

その他にも、ガーナにいる日本の子供達の発言にはっとさせられることがいくつもありました。

3学期は国語を教えるので、今から楽しみです(*^_^*)



こんな感受性が豊かな子供になるなら、
私は迷わず子供を外国で育てたいです(笑)

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