2013年2月23日土曜日

帰国前夜におもうこと


加藤です。
なんだか佐々木君の投稿を見ていたら、私も日本帰って気が変わる前に記録を残してみたくなりました。


ガーナで一番驚いたことはなんですか。


何度この質問をされただろう。
多分10回は聞かれたと思います。日本人にもガーナ人にも。

毎回なるべく違うことを言おうと思ってたら、
やっぱりこんなに驚くことあったんだなあって自分でもしみじみしました。


最初に驚いたことは頭の上に物を載せてる人の多さだけど、
ガーナにいるうちに驚くことはもっと別のものに変わりました。

一番を決めるのは難しいけれど、
日本の海外支援の現状と、
ガーナの病院の様子とが、
二大びっくりだったかもしれません。


海外支援の基本は「途絶えさせないこと」。
ownershipとcountershipのバランス。
忘れたくない言葉。



そして、一番嬉しかったことは、なんといっても人との出会いです。


決してモテキが到来したことではありません。
(詳しくは直接聞いて下さい…笑)


まったくもって優秀なんかじゃない私ですが、
派遣学生という肩書で外国に出していただいたことで
色んな方々が私達に大きな期待を寄せてくださいました。

あたたかいお言葉のひとつひとつが大きく響いて、
今回の研究期間の意義、
医学部に通って医師を目指す意味、
どういう医師になるべきなのか、
幾度となく考えさせられました。

高史先生、光子先生、井戸先生、志村さん、
大使、政務官、大使館職員、野口研の教員、RA、JICA職員、日本人会会員、
ありとあらゆる出会った方々に多くの刺激をもらいました。
いろんな生き方があることを教えてもらいました。


いままで自分が期待されることなんて少なかったし、
自分がそんな人間だと思うこともできなかったけれど、
皆さんから頑張ってねと言われるのがこんなに嬉しいとは知りませんでした。
これから頑張らなきゃと身が引き締まります。
自分が期待に値する人間じゃないと思うより前に、
値するような人間になる努力をしなきゃいけない。



書き始めてはみたものの、
まだまだ自分の中でこみ上げる思いを言葉にするのが難しいです。


ガーナに来れてほんとによかった!!
っていうことだけが帰国前夜の今の気持ちを表すのにぴったりの言葉です。


残りのもやもやはポスターができてから、
ゆっくりと紐解いていこうかと思います。


i will miss you so much, Ghana!



ガーナにまた戻ってくるために、ガーナの水を飲むべきなのかな。
けど水道水は怖いし、どのみち断水してるし、
packed waterあたりにしておこうかな。


アクロポンの村で出会った家族

アクロポンの小学校

アノマボビーチにて


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