2013年2月23日土曜日

帰国1日前

 切実に帰国日を延長したいです。最後の晩です。なごりおしい・・・というより、もういろいろ終わってません!研究、荷造り、片つけ、お土産…。そして、最後の最後に1日以上の断水で非常に困っています。服―!!それとネットも!
あと、1日あれば全然データの量が変わってくるとおもうと延ばしたいのですが、そうすると太田先生と入れ違いになってしまうので、できません!とりあえず明日でまとめます!
  
 去年ガーナにきた先輩が「本当にガーナが好き!」といっていて、もちろんガーナはたのしいんだけど、そこまでいうのが不思議でした。こっちにきてからも途中までは。
 でも、いまなら絶対また来たいな、って思います。永住してガーナに骨を埋めろ、といわれたらそれはいやだけど()
 研究の面からいえば、ぼくのテーマは蚊の疫学なので、また雨期にきて乾季と比較してみたい、とか。要領は得たので、2週ちょっと、3週もあれば十分できると思います。とかいうと、鈴木先生に「じゃあ、夏休みにでも・・・」とかいわれてしまうのですが。あと、「プロセメの単位をださなければもう1年ガーナにいる」とか「MD.PhDコースで帰省中からガーナに派遣されれば3年滞在できる」とか先生の恐ろしい計画を小耳にはさみました()
 あと、なごりおしいとすれば、もちろん研究もだけど、こっちにいるひとたちと会いたいっていうのと、もっと遊びに行きたい場所があったっていうこと。拠点の日本人の先生方なら、まだなんかの折にきっと会うと思うのですが、志村さんとかこっちでお世話になった商社や大使館の方とはなかなか会えない気がするし、ガーナ人のリサーチアシスタント、ましてやドライバーのアンソニーなんか、自分からガーナに会いに来ない限り、もう会えないだろうとおもうとさみしいですね。
  あと、ビーチで泳ぐとか教会とか、国境付近にある国立公園、ガーナ人の家(調査ではなく!)とかとかいきそこねたところも。
 でも、きっと将来、研究室とか医局で「このなかから、誰か一人2カ月ガーナに派遣しなきゃいけないんだけど、誰かいくひといる?」ときかれたら迷わずいけるし、ほかのアフリカの国でもいこうと思えるし、もしエアポートレジデンシャルエリアに住めるなら2年くらいならいけます() 完全にガーナの思うつぼですね。
 あとは、この生活。時間きっちりに動かなくてもいい、失敗してもみんなおおらか、それなら明日やればいい、っていうのは日本にはなくて、それはそれで「日本人」としては気が抜けてしまうところもあるけれど、気持ちがいいです。
それと、はじめて家をでて、生活したこと。ルームシェアではないけれど、共同生活できたこと。女2人男1人なので、はじめっから村八分にされることも全然ありえたけれど、いっしょに生活できて、すごく楽しかった。ウイルス2人を含めても、こんなことは絶対にもうないなって思うと、ちょっとさみしいです。ルームシェア(鈴木先生風にいうと「同棲」)を今後しない限り、間違っても、今日の献立とかをいっしょに考えることはないでしょう()
 でも、やっぱり日本に帰りたくもあって、それはいろんなひとに会いたいのと、うちの犬に会いたいのと、バドミントンの練習をしたいのと、大変だけどもっとハードワーキングできる環境にいきたいっていうのが大きいです。意外と、ご飯に関してはそこまで…で、日本食を食べるともちろんおいしいなーって思うけれど、ないならないでガーナ食でも生きていけます。

バタバタしているので、ぼくのガーナからの更新はこれが最後になると思います。日本に帰ってからはしばらく忙しいと思うので、気持ちのさめないうちに、と思って書きました。
生き物ネタはまだ残っているので、日本に帰ってからの方が調べ物もデータ処理も早いので、帰国後に追加するかもしれません。

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